私のパソコン雑記帖

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Eclipse PHP セットアップメモ

カテゴリー: PC一般
29May2022
14Mar2024

Eclipse PHP を HTML PHP Javascript エディターとしてインストール・セットアップした時の忘備メモ。

Eclipse PHP を導入するにあたって期待したのは、あくまでエディター機能であって、HTML PHP Javascript が扱えること、コード補完機能があること、ライン毎にエラー表示や警告表示がされること、等であった。いまのところほぼ満足している。作成したウェブプログラムをロードするウェブ・サーバーは一義的に決まっているので(特定のレンタルサーバー)、プログラム作成途中や作成後の実行確認は実環境で行うのが簡便、したがってローカルで実行環境を整える必要は感じなかった。

  • Eclipse PHP のダウンロード・インストール
    1. ダウンロードサイト:http://mergedoc.osdn.jp/
      選択したバージョン:Eclipse 2020 ⇒ Windows 64bit PHP Full Edition
      ダウンロードファイル:pleiades-2020-12-php-win-64bit-jre_20201222.zip
      実際に使用したダウンロードファイル
    2. 7-Zip で解凍。解凍フォルダーの下に Pleiades その下に Eclipse と Xampp が収納されている。
      この Eclipse をドライブCなどの下(場所は任意)に配置してインストールは終了。合わせて workspace というフォルダーを用意しておく(場所は任意)。
      Eclipse を取り出したあとの Pleiades フォールダは不要なので削除・廃棄する。
    3. Eclipde の下にある eclipse.exe をクリック。しばらくするとワークスペース・ディレクトリーの選択を求められる。デフォルトは ../xampp/htdocs となっているが、用意してあった workspace に変更して「起動」をクリック、これで Eclipse PHP が始動する。以下は始動したあとの諸設定。 

  • フォント・テーマの変更:

    ウィンドウ⇒設定⇒一般⇒外観 から。


  • 長いテキストの折返し:

    必要な都度 Alt+Shift+Y


  • 文字化け対策

    ウィンドウ⇒設定⇒一般⇒ワークスペース(クリック)
    設定画面で「テキスト・ファイル・エンコード」を「その他⇒utf-8」に設定。


  • プロジェクト・エクスプローラーにフォルダーを読み込みエクスプローラー表示:
    1. インポート⇒一般⇒フォールダまたはアーカイブからプロジェクト
      「次へ」でフォルダー選択。
    2. このままだとファイル名の前にパスが付加されて煩雑。そこで
      「プロジェクト・エクスプローラー」の上部右端にある「ビュー・メニュー(小さな丸が三個縦にならんだアイコン)」をクリック⇒フィルターおよびカスタマイズ⇒コンテンツ 「Zip アーカイブ」のチェックを外すとファイル名だけになる。

  • php エディターの関連付け
    1. ウィンドウ⇒設定⇒一般⇒エディター⇒ファイルの関連付け
      ファイル・タイプに「*.html」を選び、関連付けられたエディターに「PHPエディター」を追加。適用して閉じる。
    2. ウィンドウ⇒設定⇒一般⇒コンテンツ・タイプ⇒テキスト
      コンテンツ・タイプに「PHPコンテンツ・タイプ」を選び、ファイルの関連付けに「*.html」を追加。適用して閉じる。
    3. ウィンドウ⇒設定⇒言語サーバーをクリック コンテンツ・タイプ「HTML」のチェックマークを外し使用不可にする。
      補足:バージョン2020-12から2023-12に上げた時の経験に基づく。phpを含むhtmlファイルで「colon required」とか「semi colon required」等の不可解なエラーメッセージに遭遇。しかもファイルの拡張子を「.html」から「.HTML」に変えるとエラーメッセージが出なくなる。この問題を Eclipse Pleiades の公式サイトで質問したところ上記のような回答を得、スッキリ解決した。

  • javascript エディターの関連付け
    1. 準備として「JSエディター」をプラグインにインストール。
      ヘルプ⇒新規ソフトウェアのインストール⇒追加
      ロケーションに「http://download.eclipse.org/releases/2020-12」を名前に「2020-12(任意)」を入力して追加。
      プログラミング言語から「JavaScript開発ツール Chromium/v8 リモートデバッガー」を選択して読み込み、使用条件に同意して完了(インストール)。
    2. ウィンドウ⇒設定⇒一般⇒エディター⇒ファイルの関連付け
      ファイル・タイプに「*.html」を選び、関連付けられたエディターに「JSエディター」を追加。適用して閉じる。
    3. ウィンドウ⇒設定⇒一般⇒コンテンツ・タイプ⇒テキスト
      コンテンツ・タイプに「PHPコンテンツ・タイプ」を選び、ファイルの関連付けに「*.js」を追加。適用して閉じる。



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